無垢材のぬくもりの理由と、自分に合った素材選び
毎日の暮らしのなかで、目で見て、手足で触れて、においを感じる内装仕上げ。
自分たちにあった素材を選ぶと、家づくりの満足度は大きく変わってきます。
床材には、おもに「複合フローリング」と「無垢材」がありますが
それぞれの特徴を理解して選びたいところです。
複合フローリングとは、複数の合板を張り合わせた下地材の表面に
天然材やシートを張り合わせたフローリングのことです。
表面に張り合わせる素材によって、次の3種類に分類することができます。
・挽き板フローリング：表面に2mm程度の厚さがある天然材を使用したもの
・突き板フローリング：表面に0.3〜1mm程度の薄い天然材を使用したもの
・シートフローリング：表面に木目がプリントされたシートを使用したもの
挽き板フローリングは、厚みのある天然材を使用しているため
無垢フローリングに近い天然木の質感を味わえるのが特徴です。
シートフローリングは、天然木の質感こそ感じられませんが
リーズナブルかつメンテンスもしやすいので経済的となっています。
いっぽう、「無垢材」というのは、1本の丸太から切り出して作った木材のこと。
混ざり気のないという意味がある「無垢」という言葉に由来しています。
あくまで、製法のことを指していており「無垢材」という木の種類ではありません。
木そのものの温もりや優しさを感じられる点が最大の魅力です。
「無垢材」は、木の根から水や栄養を運ぶ隙間がたくさんあります。
その隙間に冷暖房された空気を含むことができるため、ぬくもりのある素材と言われています。
四季の移ろいによって乾燥収縮が起きる点には注意が必要ですが
ワンラング上のコーディネートにも、多く採用されている床材です。
「福田創建」は、ライフスタイルに合わせた設計・施工が自慢です。
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