開放感のあるLDKの「窓」とは?
新築でも、リフォームでも、LDKを考えるときに
畳数といった「面積」に、重点を置くケースが多くあります。
しかし、建築空間は「平面」だけではありません。
立体的な空間をふまえて、より良い計画を立てていただきたいと思っています。
たとえば、空間の開放感というのは、窓や吹き抜けの位置、高さで
視線がどのように抜けるのかによって、感じ方は変わるもの。
窓には、光、風、風景を取り込む役割があります。
開放感のある空間づくりは、外の風景を取り込めるようにすることが大切です。
窓の高さや目隠しの計画をしっかりと立てて
面積以上の広がりを感じられるようにすることもできます。
近くに公園の緑や良い風景があれば、借景として楽しむのもひとつです。
また、プライバシーを確保するために
外から見えない高さに設置するのも重要です。
住宅の床の高さは、地面から約45㎝。
170㎝の人の場合、床に座っているときは、床から50㎝以上
イスに座っているときは90㎝以上
立っているときは125㎝以上の高さに窓があれば
外からの視線を遮ることができます。
必ずしも、南側に大きな窓を設ける必要はありません。
工夫次第で、広々と、明るい空間にできますので
レイアウト計画もお気軽にご相談ください。
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